ジョイタン×SDGs

ジョイタンはコンセプトにもあるように、SDGsに貢献します。

では、「どのようにSDGsに貢献できるのか?

このコラムで書いていきたいと思います。

ゴール2「飢餓をゼロに」

SDGsゴール2は「飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」をテーマとしています。

ジョイタンはまさに「持続可能な一次産業の支援」を命題としています。

特に農業については「消費者が農家から直接買う」という選択肢を増やし、広げることによって農家さんの持続可能な生産を支援できたらと思っています。

そして、それぞれのフィールドで思いを持って仕事をされている生産者さんを紹介し、「一次産業はかっこいい!」というイメージをさらに広げていきます。

ゴール4「質の高い教育をみんなに」

SDGsゴール4は「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」をテーマとしています。

ジョイタンの登録生産者であり、コラムでもご紹介している梅本農場の梅本修さんによると、「食育」というのは「自分が何を食べるかを選択する力」であり、子どもにそれを教えることで、大人になったときに自分でしっかりと「正しい選択」ができるようになる。

そういった意味で、このジョイタンに登録されている安全・安心な生産者さんの食を家庭で選択していただくことで、将来に向けて健康でいられる、そして子どもが「地元の食を知って育ち、食を通して地元に誇りを持つ」ことにもつながります。

※梅本農場さんのコラムはこちらから

ゴール8「働きがいも経済成長も」

SDGsゴール8は「すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する」をテーマとしています。

このジョイタンはまずは地域内の方々に利用いただきたいですが、もちろん地域外から来られる方々にもお役立ちできるプラットフォームでありたいと思っています。

丹後に来られた方が「どこに行ったら丹後産のものを買えるのか?」ということをこのプラットフォーム内のマップを用いてすぐに検索していただくことができ、それによって丹後の産品の持続可能な販売促進につながります。

また、各生産者の思いや取組を紹介していく中で、例えば「丹後に移住してここの農家さんで働いてみたい!」ということにつながる可能性もあります。

そのために、私たちは各生産者さんの素敵な取組や人柄などを発信し続けていきます。

ゴール11「住み続けられるまちづくりを」

SDGsゴール11は「都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする」をテーマとしています。

いま、耕作放棄地などの空き地が全国的に増えている中で、一次産業はこれらの土地を有効活用できる可能性がたくさんあります。

地域での食料生産が増えれば自給率が向上し、活用される土地も増えてまちに活気が出ます。

このようにジョイタンでは。まち全体の雰囲気を明るくするようなお手伝いができたらと思っています。

ゴール12「つくる責任つかう責任」

SDGsゴール12は「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」をテーマとしています。

市場に出回る食材というのはどうしても形が揃っていたり、賞味期限が一定期間あるものが求められます。

逆に言うと、味は全く問題がないのに、たまたま形が不揃いになったり期限が短くなってしまった食材は廃棄されてしまう可能性が高くなります。

そこで、生産者が直接に消費者とつながれる仕組みができることで、「ロスが出そうな食材の販売先を増やす」ことにつながります。

ゴール14「海の豊かさを守ろう」

SDGsゴール14は「海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する」をテーマとしています。

ジョイタンでは丹後地域の「」の情報もアップしていきます。

魚は市場の仕組みからして、なかなか獲れた地域で食べられにくいという課題もあります。

しかし、消費者がこのジョイタンで「地元の魚が売っている店」を知ったり、普段行くスーパーなどで「地元産の魚を選ぶ」という選択肢ができることで、漁業者の持続性を高めることにつながります。

ゴール15「陸の豊かさも守ろう」

SDGsゴール15は「陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る」をテーマとしています。

ジョイタンに登録いただく生産者の方は、主に無農薬、減農薬に取り組んでおられる「環境に配慮した」生産をされている方々です。

その意味で、地域の農産物の消費を増やし、生産者を守ることによって山や森林、そして生態系の保全につながります。

田・畑や山、川、海などの自然はすべてつながって循環しています。この自然を最大限に活かしたお仕事をされている生産者さんを守ることは地域の自然を守ることにもつながります。

さて、いかがでしたでしょうか?

まだまだこれからの部分もたくさんありますが、ジョイタンが持つ可能性をSDGsと結びつけて書いてみました。

やはり最終目標は、「このプラットフォームを楽しんで利用するだけで、あらゆるSDGsに自然と貢献できている!」という状態になること。

これを目指しながら、これからどんどんアップデートしていきます!